Thursday, March 26, 2026

#SP12-3 伊豆大島周辺の特異震源の解析(マクロ的解析)

 [背景]

12の特異震源の3番目、伊豆大島周辺にある#12-3について、同エリアのM6以上の震源を気象庁有感地震データベースから抽出、解析することにより幾何的特徴を見出し、その物理的意味を検討する。

[データ範囲と震源データ(M6以上)]

気象庁データ(1919/01-2026/01)における伊豆大島近海の全震源を含む矩形エリアからM6以上を抽出。IZ6-1~IZ6-11の11震源データを得て、これらを対象に解析を行う。このエリア内に12の特異震源#SP12-3も含まれている。

当該領域設定の下では、各震源系列を近似する回帰直線群において、傾きおよび切片のメタ相関が1となるが、その傾きおよび切片から導出される幾何的中心と特異震源との位置関係、および回帰直線群の幾何的特徴有無を確認した。

更には震源群の発生日時とその他のパラメータとの相関も確認した。

[M6以上震源リスト]

気象庁データ(1919/01-2026/01)から伊豆大島近海の矩形エリアから抽出したM6以上の地震IZ6-1~IZ6-11は以下のリストの通り。場合により#1~#11と略記。


[M6以上の震源推移]

下の図1に示すようにIZ6-1~IZ6-6までは左手周り方向に推移(IZ6-1とIZ6-2は同一震源)、IZ6-6~IZ6-11では反転して右手周りに推移しており、IZ6-6が反転ポイントになっているように見える。IZ6-5IZ6-8は12の特異震源#SP12-3の段数1段目(M6.1)と2段目(M7.0)である。IZ6-2(IZ6-1と同一震源で規模はIZ6-1での初期値に次ぐ)を除き、IZ6-6~IZ6-11は各震源グリッドでの1~3段目の初期値。


[M6以上の震源間相関直線と幾何的中心]

図2として、図1に直線上に震源群を結ぶ4本の相関線を追記した(L1 ~ L4)。


4本の相関式と相関係数は以下の通り。
 L1 : y = 0.6276x - 52.621  R² = 0.9983 (IZ6-4/IZ6-8/IZ6-10)
 L2 : y = -0.7267x + 135.94  R² = 0.9999  (IZ6-5/IZ6-9/IZ6-10)
 L3 : y = 0.0491x + 27.931  R² = 0.9855 (IZ6-6/IZ6-8/IZ6-10)
 L4: y = 0.7746x - 73.092  R² = 0.9968 (IZ6-8/IZ6-10/IZ6-11)
これら4本の相関式の傾きと切片の相関式から得られるメタ相関式 y = -139.53x + 34.875の傾きと切片から震源群の幾何的中心の座標GC(139.53, 34.875)が得られる。一方、時系列に連続した2つの震源を結ぶ10本の線分群(IZ6-1/IZ6-2は同一震源のため、実質9本の線分群)から得られる幾何的中心をGC(all)、とすると各GCは以下の通り。それらの座標も図2で追加した
 4相関式から算出   GC (139.23, 34.762)
 10本の線分群から算出 GC(all) (139.53, 34.875)
その結果、幾何的中心GCはIZ6-10とほぼ一致(L1~L4は各震源群に全てIZ6-10を含んでいるため、ごく自然な結果と思われる)、GC(all)は左手周りから右手周りの反転ポイントIZ6-6と最終震源IZ6-11とのほぼ中点付近に位置している。図3にIZ6-6とZ6-11を結ぶ点線および中点、IZ6-1とZ6-6を結ぶ点線および中点を追加した。


GC算出の元となっている4本の相関式L1~L4は全て12の特異震源の一つSP12-3の1段目(IZ6-5)あるいはこの震源域最大のM7.0である2段目(IZ6-8)を含んでおり、この震源域の中心的存在となっている。震源深さも0kmであり、特異点としての特徴を備えている。
 GC~IZ6-8間 1.9km 角度74.2度
 GC~IZU-10間 IZU-10はGCから真東に0.15km
[M6以上の震源間相関直線L1~L4におけるパラメーターとの相関]
下表のようにパラメーターとして、一つ前のM7の地震との線分の傾き(北緯差ΔN/東経差ΔE)、線分切線分傾きΔN/ΔEを追加した。


M6以上の震源間相関直線L1~L4におけるパラメーター間の相関高めの図を以下に抜粋した。L3では日時vs北緯との相関係数1が得られている。

L1IZ6-8/IZ6-10により相関係数は0.9983と高いが、相関直線数が少ないので採用した。深さvs東経差ΔEもIZ6-4とIZ6-8の深さが0kmで同じ。



L2…4本の震源間相関直線L1~L4の中でも最も東経vs北緯の相関係数が0.9999と最も高い。そのためか、他のパラメーターとの高相関が多い。





L3…l1同様にIZ6-8/IZ6-10により相関係数は0.9855と高目だが、相関直線数が少ないので採用した。日時 vs 東経の相関係数が1の高い相関が得られている。3つの震源がいずれもM7の特定震源IZ6-8以降である事が影響している可能性あり。





L4…l1同様にIZ6-8/IZ6-10の近接により相関係数は0.9968と高目だが、相関直線数が少ないので採用した。深さ vs 北緯についても同様の理由で相関係数高め。



 [まとめ]

今回の地震データも震源間の幾何学的・数理的な拘束性を見出せ、自然現象のランダムさを超えたシステム的な構造を強く示唆している。
GC(all)近くのIZ6-1~IZ6-4から離れた位置に特定震源#SP12-3の1段目であるIZ6-5に推移、GC(all)から見て反対側のIZ6-6でそれまでの左手回りから右手周りに反転、以降でGC寄りで推移。GC近くの特定震源#SP12-3の2段目であるIZ6-8でこのエリア最大のM7でエネルギーを震源深さ0kmで放出。次のIZ6-9~IZ6-10は相関係数0.9999のL2に沿ってIZ6-5に向かって推移。IZ6-10までで0~24kmの浅い震源での活動は一段落し、4つの相関直線(L1〜L4)はIZ6-10を含んで集約されている。最後のIZ6-11は震源深さ156kmでM6以上の活動を締めくくっている。反転以降のL3(IZ6-6、IZ6-8、IZ6-10)は相関係数1で時間的に以降での推移を支配しているように見えている。

Monday, March 16, 2026

#SP12-4 宮城県沖の特異震源の解析(ミクロ的解析)

 [背景]

気象庁の有感地震全データを東経北緯を0.1度単位深さを1km単位のグリッドに分けた場合、M7以上の震源、かつ段数2段目あるいは3段目以上のグリッド震源は12震源しか存在せず、12の特異震源と呼んでいる。その中の発生順で4番目の宮城県沖の震源#SP12-4について、その解析を行い、その束縛された自由度を下げた状態から地震の特性を見出そうとするものである。

[データ範囲と震源データ(同一グリッドおよび深さ違い)]
気象庁データ(1919/01-2026/01)における宮城県沖の全震源を含む矩形エリアから特異震源M7以上#SP12-4とグリッド座標中の同一経度緯度、深さ違いを抽出。#SP12-4-##1~##16の16組の震源データを得て、これらを対象に解析を行う。このエリア内に12の特異震源#SP12-4の1段目・2段目が含まれている。


[震源推移]

下の図1に示すように##2~##9までは左手周り方向に推移、##9~##10で一旦、反転、##10~##15は再び左手周り方向に推移。##3と##4は12の特異震源#SP12-4の1段目と2段目。


[震源間相関直線と幾何的中心]

図2として、図1の震源群に高相関係数の相関直線群L1~L7、および幾何的中心gc(all)、gc、特異震源##3/##4の中点を追加した。


各相関式と相関係数は以下の通り。
 L1 : y = 1.0887x - 116.61    R² = 0.9998 (##1/##3/##12)
 L2 : y = -0.3473x + 87.555  R² = 0.9968 (##2/##6/##7)
 L3 : y = 1.9868x - 244.31     R² = 0.9967 (##3/##4/##10)
 L4 : y = 0.8784x - 86.735    R² = 0.9983 (##4/#5/##7)
    L5 : y = 1.2461x - 138.95 R² =1 (##6/##11/##16)   
    L6 :y = 2.0773x - 257.2 R² = 0.9998 (##7/##9/##14)
    L7 :y = 0.5582x - 41.201 R² =0.9999 (##7/##12/##13)

これら7本の相関式の傾きと切片の相関式から得られるメタ相関式y = -142.18x + 38.177の傾きと切片から震源群の幾何的中心の座標 gc=(142.18, 38.177)は特異震源##3/##4を結ぶ線と##7/##8との交点付近、時系列に連続した2つの震源を結ぶ15本の線分群による幾何的中心をgc(all) = (142.21, 38.209)はL1とl6の交点付近にある。 ##3/##4の中点とGCを結ぶ線分の角度64.2度と ##3/##4を結ぶ線分の角度63.4度でほぼ同等。

L1~L7での震源群の東経・北緯データから追加で東経差ΔE・北緯差ΔN (例 L2-L1)、差分傾きΔN/ΔEのパラメータを算出。日時・深さ・Mを加えて、パラメーター間で1に近い以下の相関係数一覧は以下の通り。太字は相関係数0.999以上、斜字は3震源のうち、2震源が同一あるいは近接しているために疑似的に相関の高い可能性があり。


東経vs北緯および3点中2点が同一か近接の場合を除く高相関係数のグラフ(0.99以上)は以下の通り。ただし、相関係数があまり高くなくても相関傾きが互いに近い場合にグラフを併記の場合あり。













L1~L7を含む高相関組数は以下の通り。太字は相関係数が0.9998以上。

 L1…0組(ただし、東経差ΔE・北緯差ΔN、差分傾きΔN/ΔEのパラメータの計算値無。)

 L2…2組(深さ vs 東経差 ΔE)

 L3…1組(東経 E vs 北緯差 ΔN)

 L4…0組

 L5…3組(日時 vs 東経 E日時 vs 北緯 N、M vs 北緯差ΔN)

 L6…5組(東経 E vs 北緯差 ΔN北緯 N  vs 北緯差 ΔN、東経 E vs 差分傾き ΔN/ΔE、北緯 N vs 差分傾き ΔN/ΔE、北緯差 ΔN vs 差分傾き ΔN/ΔE)

 L7…2組(東経 E vs 北緯差 ΔN、北緯 N  vs 北緯差 ΔN)

東経・北緯の空間的な幾何的中心のgcやgc(all)から最も離れているL5で日時との高い相関(R² =1 /0.9999)が見られる事は偶然ではない可能性あり。

Saturday, February 28, 2026

#SP12-4 宮城県沖の特異震源の解析(マクロ的解析)

  [目的] 

12の特異震源の4番目、宮城県沖にある#12-4について、同エリアのM7以上の震源を気象庁有感地震データベースから抽出、解析することにより幾何的特徴を見出し、その物理的意味を検討する。

[概要]

本解析では、気象庁データ(1919/01-2026/01)における宮城県沖の全震源を含む矩形エリアからM7以上を抽出。MG7-1~MG7-7の7つの震源データを得て、これらを対象に解析を行う。このエリア内に12の特異震源#SP12-4も含まれている。

当該領域設定の下では、各震源系列を近似する回帰直線群において、傾きおよび切片のメタ相関が1となるが、その傾きおよび切片から導出される幾何的中心と特異震源との位置関係、および回帰直線群の幾何的特徴有無を確認した。

更には震源群の発生日時とその他のパラメータとの相関も確認した。

[M7以上震源リスト]

気象庁データ(1919/01-2026/01)から宮城県沖の矩形エリアから抽出したM7以上の地震は以下のリストの通り。本解析では連番MG7-1~MG7-7 (場合により#1~#7と略記)を付与。

グリッド、段数については特異点その2 12の特異震源群 #SP12-1~12の冒頭を参照。七つの震源中、MG7-4のM7.4が最大で段数2段目の特異震源#SP12-4となっている。他の震源はいずれも段数1段目の初期値。

[M7以上の震源推移]

下の図1に示すようにMG7-1~MG7-5までは左手周り方向(現在の線分の進行方向に対し、次の線分の外積が正)に推移、MG7-5~MG7-7では反転して右手周りに推移しており、MG7-5が反転ポイントあるいはMG7-4で既に状態が変化したとも解釈されうる。MG7-4は前述のように12の特異震源#の1つSP12-4である。


[M7以上の震源間相関直線と幾何的中心]

図2として、図1に直線上に震源群を結ぶ3本の相関線を追記した(MG7-L1 ~ MG7-L3)。


3本の相関式と相関係数は以下の通り。

 MG7-L1 : y = -1.0633x + 189.44 R² = 0.9999 (MG7-1/MG7-5/MG7-6)
 MG7-L2 : y = -0.2338x + 71.387 R² = 0.9967(MG7-1/MG7-4/MG7-7)
 MG7-L3 : y = 0.1024x + 23.59   R² = 0.8042(MG7-3/MG7-4/MG7-6)

これら3本の相関式L1/L2/L3の傾きと切片のメタ相関式 の傾きと切片から得られる震源群の幾何的中心をGC3、L3は相関係数がやや低いため、L1/L2から算出した幾何的中心をGC2、時系列に連続した2つの震源を結ぶ6つの線分群から算出した幾何的中心をGC(all)とすると各GCと特定震源MG7-4を結ぶ線分の成す角は以下の通り。それらの座標を図3で追加した。

 3相関式L1/L2/L3から算出 GC3 (142.28, 38.144) 131.5度

 高相関式2式L1/L2から算出  GC2  (142.32, 38.113) -3.0度 (ほぼ水平)

 6つの線分群から算出    GC(all) (142.08, 38.248) -13.6度


その結果、GC3はL1とl3の交点付近、GC2はL1とl2の交点付近(これはごく自然な結果と思われる)、GC(all)はL1とl2の中間に位置する線分MG7-1/MG7-2のほぼ線上のMG7-2付近、線分MG7-1~MG7-2と線分MG7-4~MG7-5の交点付近(MG7-2寄り)となった。

L1/L2の傾きは 約-46.76度/-13.16度である事からその中線の傾きは平均して、約-29.96度。一方、線分MG7-1/MG7-2の傾きは-30.37度でその差はわずかに0.4度。線分MG7-1/MG7-2はL1/l2のほぼ中線となっている。

[東経vs北緯以外の相関]

MG7-1~MG7-7の東経・北緯座標から下表の計算値を得る。


表中での差分傾きΔN/ΔEはメタ相関式の相関係数GC(all)の計算に使用した、一つ前のM7の地震との線分の傾き(北緯差ΔN/東経差ΔE)、線分切片は同じく一つ前のM7の地震との線分のy軸切片である。

これらの値間の相関関係を総当たりして、L3の構成震源群MG7-3/4/6において、以下の高相関が確認された。



ここで注目されるのはこれらの線形関係がいずれもL3の震源群での発生日時との高相関であり、かつMG7-6の線分傾き・切片には一か所だけ離れて位置しているMG7-5との差分量が入っている事が特徴でL3の震源群に高相関が集中している。一見、離れていて無関係そうに見えるMG7-5が密接に関係している可能性を示している。他の相関直線群L1とl2では同様の高相関は見出せず、これら二つの相関群が東経・北緯の空間的な支配をしている一方で、l3の震源群は時間的な支配をしているかの様相を示している。

なお、線分傾きが日時と高相関を示した時点でメタ相関式上でも相関係数1であるため、線分切片も自動的に日時と高相関となる。

[今後の予定]

特異震源近傍のミクロ的解析を行い、関連を調べる。また、今回、見られた発生日時との相関が他の特異震源でも見られるかについても確認を進める。

Thursday, February 19, 2026

#SP12-12 日向灘の特異震源の解析(ミクロ的解析)

 [目的] 

12の特異震源の12番目、日向灘にある#12-12について、該当グリッド近傍の19震源を気象庁有感地震データベースから抽出、解析することにより幾何的特徴を見出し、その物理的意味を考察する。

[概要]

本解析では、同じく日向灘にある12の特異震源#12-2と同様に特異震源近傍の狭い空間領域に分布する複数の震源系列を対象とした。当該領域設定の下では、各震源系列を近似する回帰直線群において、傾きおよび切片の相関が1となり、その傾きおよび切片から導出される幾何的中心と特異震源の中点との位置関係、およびを回帰直線群の幾何的特徴有無を確認した。

更には特異震源#12-2との対比、およびマクロ的な日向灘におけるM7以上の分布から導きうる可能性について検討した。

[近傍震源リスト]

12の特異震源の1つ#SP12-12のグリッド(東経131.9度・北緯31.6度・震源深さ37km)と同一緯度・経度(0.1度単位)の微小範囲で深さ違いの18震源のデータリストは以下の通り。データが多すぎても少なすぎても解析が困難なので、グリッド要素センター値の緯度経度に対して±0.075度の範囲で抽出した。


オレンジ色は12の特異震源(東経131.7度北緯31.7度深さ31km)の2震源#12-13と#12-18で、後者は数2段目のM7.1でM7以上の12の特異震源の条件を満たす。黄色はいずれかの高相関線に属する震源。

[震源推移図]

上記リストの19の震源推移を下図に示す。

推移図各点のラベルはリストの連番に対応、オレンジ色の四角の2震源は特定震源#SP12-12のグリッドの1段目#12-13(M4)と2段目#12-18(M7.1)。その中点よりやや左側の赤いプロットが幾何的中心。

 [震源推移の相関群・非相関群]

下図に高相関ライン10本を赤線で追記した(R² = 0.9984以上)。近傍を赤線の通っていない非相関群は#12-1/#12-14/#12-17の3震源。

相関線群については右上の領域に集中している以外、特徴は見当たらず。各相関線の傾きと切片の相関図を以下に示す。相関式の負の傾きと切片が相関線群の幾何的中心となる。


高相関線群に含まれない非相関群の震源推移は#SP12-2同様に逆時計周り。一方で#SP12-2とは異なり、対角のマグネチュードの大きさはバラバラ(M4.8/M3.4)で、対角線の中点通過は3点のみなので不明。
 


[特異震源とその中点、および幾何的中心の位置関係]

下図に特異震源とその中点、および幾何的中心の位置関係を示す。


この座標系での傾きはm= 0.4571で角度にすると約24.6°となる。もう一つの日向灘の特異震源でのM7/M5.2中点と幾何的中心では90°(中点の真南)で異なるため、二つの特異点の役割は異なる可能性がある。

[他の12の特異震源群と日向灘M7以上の震源群との角度比較]
上記の幾何的中心と特異震源#SP12-12の線分方向(m= 0.4571/約24.6°)と比較するため、以下の角度を確認した。

 HG7-3(#SP12-2)HG7-4の線分方向
   傾きm= 1.4606/約55.6°
 HG7-5HG7-6(#SP12-12)の線分方向
   傾きm=1.4981/約56.3°
 #SP12-2 ↔ #SP12-12の線分方向
   傾きm=−0.5555/約ー29.1°
 #SP12-2↔#SP12-3の線分方向
   傾きm=0.4239/約23.0°
 #SP12-8~#SP12-10の線分方向(相関係数0.9999の震源群)
   傾きm= 0.4239/約23.0°
 #SP12-11↔#SP12-12の線分方向
   傾きm=0.6020/約31.4° 

以上から角度をグループ分けすると次のようになる。
 負の傾き群 約-29°(#SP12-2 ↔ #SP12-12)
 浅傾斜群 約23°(#SP12-2↔#SP12-3、#SP12-8~#SP12-10)、
      約25°(#SP12-12中点↔同幾何的中心)、
      約31°(#SP12-11↔#SP12-12)
 急傾斜群 約56°(HG7-3(#SP12-2)↔HG7-4、及びHG7-5↔HG7-6(#SP12-12))
 直角   90°(#SP12-2中点↔同幾何的中心)南北方向
ここで注目されるのは急な傾き群(マクロ)と負の傾き(超マクロ構造線)が成す角で、
      56°-(-29°)=85°
日向灘エリア(マクロ)でほぼ直角に近い角度となっている。
一方、#SP12-12近傍での主軸方向約25°は超マクロの浅傾斜群約23°とほぼ一致。

[結論]
日向灘M7以上のHG7系列の解析により、傾き約1.48(約56°)の急傾斜軸が安定して確認された。この方向は#SP12-2と#SP12-12を結ぶ(超)マクロ構造線と約85°の角度差を示し、ほぼ直交関係にある。一方、幾何的値中心軸(傾き0.4571, 約24.6°)は浅傾斜群(傾き0.4239, 約23.0°)と実質的に一致した。

Saturday, February 14, 2026

Analysis of Singularity Around Hyuga Nada(日向灘) - the 12 Singular Epicenter (#SP12-2) (micro-analysis)

  [Object] 

Especially for the one of the 12 Singular Epicenter  (#SP12-2), I tried the micro analysis in the narrow area around the #SP12-2. From all epicnters of the felt earthquake database of JMA (Japan Meteorological Agency) since 1919-Jan2026 , 18 epicenters are picked up as the common grids as the same grid latitude and longitude. By this analysis, the physical meaning will be lead from the geometric features.

[Conceptual framework] 

In this analysis, we examine multiple earthquake source sequences distributed within a narrowly defined spatial region in the vicinity of a singular source.

Under such a constrained regional setting, it is mathematically inevitable that, for the set of regression lines approximating each source sequence, the correlations between their slopes and intercepts become unity.

What is essential, however, is not this constraint itself, but the mode of intersection exhibited by the ensemble of regression lines under this condition.

In practice, the regression lines do not intersect at a single exact point. Rather, a small number of representative lines intersect in the vicinity of a central region, while the remaining lines are distributed around this region in an envelope-like manner.

In this study, we define the reference point formed near this central region as a fixed point, and interpret it as a central structure by which the earthquake source distribution is geometrically constrained.

This fixed point does not appear as a strictly defined mathematical point, but instead as a stable region with a finite spatial width. Such a feature is interpreted as reflecting a state in which the transmission of stress and strain is not entirely free, but instead the system as a whole is undergoing partial synchronization while maintaining a preferred directional tendency.

[The list of the 18 epicenters neighborhood of #SP12-2 in Hyuga Nada(日向灘) ]

18 epicenters are picked up as the common grids as the same grid latitude and longitude with #SP12-2 ( 31.6° N, 131.9° E, 37km depth). See the list as below,

These 18 epicenters have the common grid of N Lat/E Lon as the rounded values. #SP12-2 data are showed as orange colored. #2-1 is the 1st stage of M of #SP12-2 as the initial occurence of the grid)(The number of the stage of M (段数) is "1"). #2-3 is the 2nd stage of M of #SP12-2 as the bigger than the 1st stage in the same grid(段数 is "2") . #2-10 is the same stage of M of #SP12-2 as the less than the initial value of the 2nd stage(M5.2 <M7) in the same grid(段数 is "2". But, not the initial value). Initial values of each stage of M as 段数 are with red bold font.   

[Time-series plot of the 18 earthquake epicenters (N Lat, E Lon)]

Time-series plot of the 18 earthquake epicenters (N Lat, E Lon) is as below,


Each label value shows the Magnitude value. The start point was M5.2(#2-1) with orange colored scqure as the one of #SP12-2 in 1930. The route went with CCW until M3.9(#2-4).  The route went straight back the same way on M3.9(#2-4), and extened until M5.1 (#2-5). The route continued to M5.2(#2-10) as the 2nd step of #SP12-2. Since M5.2(#2-10) until M5.3(#2-16), the route went CCW. Then, it changed to CW  until the goal "M3.8(#2-18)" in 2024.



[Time-series plot of the 18 earthquake epicenters (N Lat, E Lon) "with correlation lines"]
Red correlation lines are added on the above graph as below,


There are 7 red lines as below,

3 red lines cross with #2-6(M3.9)<L1-L3>

l1:#2-5(M4.3)・#2-6(M3.9)・#2-7(M5.1)
    y = -0.2971x + 70.773 R² = 0.9999

l2:#2-6(M3.9)・#2-11(M5.2)・#2-16(M5.3)
    y = 0.2x + 5.2033 R² = 1

l3:#2-6(M3.9)・#2-12(M4.5)・#2-13(M3.7)
    y = 1.2342x - 131.21 R² = 0.9986

2 red lines cross #2-3(M7)<L4/L5>

l4:#2-3(M7)・#2-5(M4.3)・#2-9(M4.6)
    y = -1.5329x + 233.81 R² = 1

l5:#2-3(M7)・#2-15(M3.5)・#2-18(M3.8)
    y = 3.0822x - 374.86 R² = 0.9996

2 red lines cross #2-10(M5.2)<L6/L7>

l6:#2-8(M5.1)・#2-10(M4.3)・#2-12(M4.5)・#2-18(M3.8)

    y = 0.2765x - 4.9011 R² = 0.9995

l7:#2-9(M4.6)・#2-10(M5.2)・#2-17(M4.5)
    y = 31.5633333333333 R² = na

※This line isn't a correlation line because of horizontal one.

[Meta correlation between slopes and intercepts among L1-L6]

Meta correlation between slopes and intercepts among L1-L6 always has the correlation coefficient as the gragh below,


 It's a truism for any lines in narrow area. Even though the natural resilt, we can find out the center of the epicenter from both the slope and intercept of meta correlation formula as the geometric center among them.(It's at 131.89E, 31.596N).  In the time-series plot with correlation lines, the lines shows "the single geometric center" of them as the rotation cencer or convergence point of the lines. It suggests the center shouldn't only the result of the calculation, but the fixed point as "great tough and huge rock mass" (extra high intensity asperity) phisically. In fact, there has been no felt earthquake more than M4.2 within a radius of 4km since 1977.

[Location plots among 3 Singularity points/ "the single geometric center"]

Location plots among 3 Singularity points/ "the single geometric center" are shown as below,


The single geometric center among L1-L6 is located on 560m south of the midpoint between #2-3(M7) and #2-10(M5.2) . They are not located directly below the top of the triangle formed L4/L5. The structure doesn't consist of a single line, but also of some main lines and envelopes. This distance means the tilt between them in depth. #2-2(M4.7) is the geometric boundary condition of 0km, and controls the degree of freedom of this structure. The single geometric center acts not as "the Load oapplication point", but as the fixed point. It was led out as the center of correlationship of the structure. It doesn't suggest the instant break of the structure, but the metastable statement of it as the being fixed the transmission path of the stress. 

[L7 (Lat N = const.)  treatment]
 Because of enable of the difinition as a correlation for contant lines of Lat, there should be no discussion of the intrerpretation about L7 in this blog.

[Time-series plot of the epicenters except ones with high correlations on L1-L7 ]
There are only 4 epicenters with no colored in the 18 epicenter's list. These epicenters,  #2-1 (M5.2)/ #2-2(M4.7) /#2-4(M5.3)/#2-14 (M4.6), are located as below, 


There are two pairs of the silmilar M on the diagonal epicenters, and one line segment between M4.7/M4.6 goes through the midpont between M5.2/M5.3.  The other one goes through near the midpoint of the other one.

It suggest the bipolar destructions between each diagonal epicenter as the sililar magnitudes. It also suggest that the center of them should not be the destruction point, but the pivot point of the stess point.

It is interpreted that the appromaxinate location of midpoint of these diagonal lines should show the ballanced system spatially. It shows the stress transmission should be not random ones. It is interpreted phisically that the center should not accuate as the maximum destructive point, but also the "pivot" of the applied torques.

[Conclusion]
There have been some M7+ earthquakes in Hyuga Nada area (日向灘). The fact suggest this area around the structure around the Singularity should have the ability of the transmission/redistributuin of the similar huge stress.
Though the Singularity itself has the less possibility of a origin of the next M7+, it should have the greater possibility of becoming the stress bypass along the north-south direction  relatively because of the weaker struction in some future.   

#SP12-3 伊豆大島周辺の特異震源の解析(マクロ的解析)

 [背景] 12の特異震源 の3番目、伊豆大島周辺にある#12-3について、同エリアのM6以上の震源を気象庁有感地震データベースから抽出、解析することにより幾何的特徴を見出し、その物理的意味を検討する。 [データ範囲と震源データ(M6以上)] 気象庁データ(1919/01-202...